郷土玩具を刺繍作品にしているのは安達真由子さん。
安達さんが郷土玩具をモチーフにするにはわけがあります。
みなさんご存知のように、郷土玩具は忘れ去られようとしている存在です。
天災が起こればそれに拍車がかかります。それは仕方がないことではありますが悲しいことです。
それで彼女は災害があった地域の郷土玩具を掘り出して刺繍作品にしているのです。
熊本の地震を思い、「おばけの金太」「おきん女人形」を作りました。
名古屋のみなさんにもエールを送るべく「名古屋だるま」を。
そして嫌なことは嘘であって欲しいという願いを込めた「鷽」
安達さんの被災地に対する気持ちです。みんな頑張れ!