谷口広樹展ー木の葉の魔法陣

自分の持てる感性を総動員して作品を観るのは楽しい。
が、これはかなり疲れることでもある。

綺麗な絵を観れば心がほっとする。
できればこういう絵と暮らしたい。

・・・・

本当だろうか。

あの美しいモネの睡蓮に潜んでいる画家の切ない思いに気付いたときから、その思いを追いかけて目が離せなくなったことは忘れていない。

谷口作品にも何か狂おしい思いが見え隠れしているのを見て見ぬ振りは、多分できやしない。

「魔法陣」
異界の扉など開けてはならぬ。

「開けろ!」
魔界からの声が聞こえる。

 

 

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