COVID-19
それはすべての人に平等に襲って来た恐怖でした。今もなお全容はわからない。
たった2、3ヶ月の間に起こったことがもう随分前のことのように思います。
気持ちはパニック映画に放り込まれたような毎日でした。
それでも緊急事態宣言は解除され徐々に日常の落ち着きを取り戻しつつあります。
「Win the Virus」展も本日最終日となります。
休業を要請され、実店舗営業ができなくなりましたが、ただただ休業することに納得がいかずアナログネットギャラリーとして営業を続けたこと。最初はこれで良いのかどうか自信もなかった。
それでも今ではやって良かった。やりきったなという爽快感の中にいます。
ファッションデザイナーの安達真由子さんが「今私はブラウスやスカートを作っている場合じゃないと思うんです。足りなくて困っているマスクを、それもこんな時だからこそオシャレなマスクを作ってみなさんに見てもらいたい。」というメッセージをいただき、その気持ちをベースにこの展覧会を立ち上げたことは奇跡に近かった。
思いのほかたくさんの反響があり、たくさんの方々に支えられ助けていただいたことに、感謝しかありません。
既に始まっているであろうコロナ恐慌の大きさは想像もできず、それを思うとまた足がすくむ思いです。しかし、多くの方の応援を糧にもう少し頑張ってみようと思います。
本当にありがとうございました。
6月4日(木)からは加藤鉦次油彩展が始まります。
いつもの個展ではギャラリートークが開催されますが、まだそれは再開できないことなど通常といってももう少し様子を見ての通常です。
これからもよろしくお願い申し上げます。