佐々木悟郎さんは百戦錬磨のイラストレーターですから基本的には依頼があればどんなテーマも絵にしてしまいますが、オーダーをする側も悟郎さんの絵がその仕事には悟郎さんが最も相応しいという判断のもと発注があるわけです。
風景だったり静物だったり食べ物だったりの基本的なジャンルはできてくるようです。
今回の個展でも風景画はかなりたくさんあります。
国の内外を問わずあらゆる風景があります。
どこにいてもモスクが見えるイスタンブールの街は異国情緒を感じる。
「行ってみたいなぁ」と思う人。「懐かしいな」と思う人。中には「大っ嫌いだ」と思う人もいるかもしれない。
いろんな人の気持ちも飲み込んでその風景は悟郎さんの手で少しだけ暖かさを持ってここにある。