FashionCrossroad2021春夏ー最終日

「FashionCrossroad2021春夏」本日最終日です。(午後5時まで)

次回は6月10日(木)から「ながおたくま絵本出版記念展ーパパパパパパーン」です。パパが主役の絵本のようです。どんなお話なのか楽しみですね。

通販もしていますーFashionCrossroad2021春夏

会期も終わりに近づいて作品も減ってきていますが、まだまだ素敵なものがいっぱいです。梅雨に緊急事態宣言にと出ることがためらわれる日々でしたが通販もしています。

withsns.prism@gmail.com
あるいは電話052-953-1839(営業時間のみ)

にて承ります。

白は透ける?ーFashionCrossroad2021春夏

会期もあと残すところも少なくなってきました。
季節も随分すすみ暑くもなってきました。

夏は白っぽい服が多くなります。そうすると「この白透けない?」とよく聞かれます。透けない白はちょっと厚手だから暑い。涼しい白の服は透けるのは必然に近い。もう透けることを前提にタンクトップやキャミソールを中に着ましょう。近頃は涼しく過ごせる素材のものも多く出回っています。

で、どんなものを中に着るのか。色の問題。
白はまあ最も無難。上に着るものを最大限に活かすなら白がいい。
の服の柄をちゃんと生かしたいなら白を中に着てください。
また、真っ白を楽しみたいときも白です。

しかし、白から透ける色を楽しむということもありです。
赤も黒も緑も案外素敵なんです。透けて見えるその色は白を通して見えるので少々ビビッドな色でも抑えられていい味出してくれます。
透けるからこそのおしゃれですね。

白は夏の定番。やっぱり白の清々しさは素敵です。
白を怖がらないで楽しみましょう。

 

ワクチン接種しました

本日出勤前に1回目のワクチン接種をしました。

ワクチンがどれほどの効果を持っているのかわかりませんが、現在COVID-19を広げない最大の方法がワクチンというのならばそれは試してみるしかありません。

この1年ただただ指をくわえて禍が自分のところに来ないようにじっとしているしかなかった。歯がゆくもあり悔しくもあり・・・。

少しだけでも手足を伸ばすことができるようになったのなら嬉しい。
多くの人たちがいろんなものを見聞きできる世の中になることを待ちわびていた。

朝はそれほどではなかったけれど、午後から腕に少しだけ痛みが出てきています。2回目のほうが副作用が出ると聞いています。23日が2回目になりますが、もしギャラリーに支障が出るようなことがあったとしてもお許しいただけたら幸いです。

HOKUSAI

情けない話で何とも言い訳でしかありませんが、ずっと映画館が怖かった。
映画好きの皆さんからはさんざん映画館の換気は基準がもともと厳しかったのだから感染の心配はないと聞かされていましたのに。そうだろうなと頭ではわかっていたのですが、暗い閉じられた空間というだけのことでイメージとして心が拒絶していました。

「HOKUSAI」もう天岩戸の前で天宇受売命(あめのうずめのみこと)の踊りを一目見たくなって天照大神が気を許した、というほどおおげさではないけれど、この映画は見逃せないと、ほぼ1年ぶりに映画を観てきました。

内容についてはいろいろありますが、2つ心に響くポイントがありました。

1つは蔦谷重三郎が北斎に「お前は何で絵を描くのか」問うたこと。
若き北斎はその問の答えを見つけるためにまさに七転八倒するのです。もちろん結果はその答えを見つけ絵を描くことに壮絶な邁進をするのですが・・・。

「何で絵を描くのか?」
絵を描く人はみんなその答えを知っているわけではなく、北斎ほどの絵師でもその答えを見つけるのに死ぬほど苦しむ。最後までたどり着けない画家だっているに違いないし、そんな問に答えを見つけようとしたこともない画家だっているかもしれない。本当はものすごく深い問なんだけど。

2つ目は、老年期の北斎を演じた田中泯の体の動き。
世界的ダンサーでもある田中泯だから、心情を体の動きで表現するのだが、ダンサーを越えて、俳優としての動きの中でダンサーとしての感覚を持っているのが素晴らしかった。考えずとも筋肉が反応している感じ。それもダンサーを前面に出さないように動く。美しすぎない動き。場面によってはダンサー田中泯になっているところもあったが、こちらの見たいという気持ちも満たしてくれているようで満足でした。

観に行くべきかどうかはそれぞれが求めるものによると思うので、〇でも×でも△でもない。

作り手の思いーFashionCrossroad2021春夏

世の中にはたくさんの物があふれています。
たくさんの物に囲まれていると、1つ1つの物には必ず作り手がいるということをつい忘れてしまいがちです。

どんな物でも作り手はやっぱり必ず何らかの思いを持って作っているという事実を伝えるのがギャラリーの役割とも思います。

できればどの作品も輝かせたい。
朝ギャラリーに出勤してライトをつけたとき、どの作品も最高の状態でいてくれるだろうかと気にかかります。

初日の会場と比べると随分様変わりさせました。
この組み合わせのほうが良いかなと思うこともあっての変更もあるし、どなたかの元に旅立った作品と入れ替えることもあります。

どの作品も最高の笑顔でお客様をお迎えできていればいいなと、時々会場を見回します。

変わっていく展示ーFashionCrossroad2021春夏

今年は早めの入梅に慌ててしまいましたが、例年でも気温の上昇が著しい季節。
日々の洋服も変わっていっていますが、ギャラリーの中も日々刻々変わっています。

次第に夏らしくなっていくコーディネートもお楽しみの1つです。

今日はショーウインドーの展示を一部変えてみました。
素材は綿や麻の薄手のものへ、色はパステルから寒色系が涼しげです。
これは偶然なんですが、今年は全体にブルー系を使っている作家が多く、夏休みが待ち遠しいような気分です。

よしだ律ーFashionCrossroad2021春夏

プリズム初登場のよしだ律さん。

ファッションが大好きで特にブローチはコレクションするほど大好きだそうです。ただ、大好きなブローチなのに重さが気になることが度々あり、とうとう自分で作ってしまったのだそうです。そのブローチがプリズムの目に留まってお声をかけたのが初登場となったわけです。

素材は皮革。色も豊富で、素材集めも楽しかったとか。

今日のご紹介は帯留めの三分紐に付けて浴衣とコラボレーションしました。これはぴぽんまむさんのアイデアです。紐を利用すればベルトのバックルとしても楽しめます。

ブローチ(よしだ律)                ¥1,800
アンティーク浴衣(ぴんぽんまむ)          ¥12,000
キャミソールワンピース(HUMMING BIRD DSIGN)  ¥25,000

溝渕美穂ーFashionCrossroad2021春夏

「軽い!」とびっくりされます。
溝渕美穂さんのこのシリーズは紙をカットし彩色の後カシュー漆で仕上げてあるので軽くて丈夫。

今回は全部ブローチです。
これからの季節は服地が薄く重さのあるブローチは使いにくくなります。生地も傷みやすい。その点この軽さはありがたい。

さらっとした木綿や麻の服に似合うこと請け合いです。

¥2,000-¥3,700