心に刺さる言葉ー登龍亭獅篭展6

言葉の受け取り方は人それぞれです。

たくさんの獅篭録は落語的人生訓のようなものでまじめそうでもありちょっとふざけていたりもしていて、さらっと笑ってしまったり考え込んでしまったり。
すでに半分くらいそれぞれのお客様のもとに行ってしまっているのですが、そのチョイスには深い洞察力を見る気がします。

落語には底辺でけなげに生きている人々がたくさん出てきますが、それぞれの登場人物はそのシチュエーションをそれほど悲しんではいません。最後は笑って次に進んでいきます。

獅篭さんの書いた言葉はそんな人々が言いそうな一言。
短い言葉の中に妙に心に響くものがある。どれも響くというけではない。
それは大げさに言えばそれぞれのこれまでの人生のたどり方によるということなのだろう。

ベースは落語です。笑ってください。笑って肩の力を抜いていただければ嬉しい限りです。

シークレットー登龍亭獅篭展6

登龍亭獅篭さん、先ほどなんだかおもしろいことを考え付いたようです。
シークレットです。
シークレットの内容をここでばらしてしまったらシークレットではなくなるので言いたいのを我慢することにします。

落語家さんならではのシークレット。他の作家の皆さんなら決してやらない、やろうとしない「?」は最終日にわかります。シークレットを楽しめる方は最終日とそれ以外の日にプリズムに来てくださった方だけ。

さあ何が出るのかな?(わくわくわくわく)

再:落語会のお知らせー登龍亭獅篭展6

昨日から「登龍亭獅篭展6」は後半の日程に入っています。
それに伴いまして明日明後日(6月20,21日)後半の落語会が始まります。
どちらの日も5時30分開場6時開演です。
(個展は5時で閉場となります。落語会の後ご覧いただくことは可能です)

獅篭さんの落語を聞けばこの個展の作品がより深く理解できるというものです。
古典・新作・名古屋もの、いずれが飛び出すかわかりません。お客様のお顔を見てその場でお話を決めることもあるのだそうです。まさにライブです。

まだまだお席に余裕があります。是非お出かけください。(1回2000円)

陶器もありますー登龍亭獅篭展6

瀬戸在住の登龍亭獅篭さんです。地場産業である陶器を作らないわけはありません。(絵付けのみ)

落語的言葉が添えられた陶器は獅篭さんならでは。
こんな食器で何かをいただいたら笑っちゃって余計美味しくなるか、はたまた食べるのを忘れてしまうのか・・・。

今年はおにぎり専用皿が目を引きます。

通販スタートしますー登龍亭獅篭展6

本日6月16日(月)で「登龍亭獅篭展6」前半の日程が終わります。

獅篭さんのファンは全国にいらっしゃって残念ながらこの展覧会には来ることができないのだけど作品は欲しいという方が毎回いらっしゃいます。ありがたいことです。今日からは少し連日の賑わいも少なくなりましたので、通販対応させていただきます。

通販と言っても電話かプリズムとXやFacebookでつながっている方はメッセンジャーやダイレクトメッセージあるいは下記メールからも対応します。基本的には営業時間内でしかプリズムからの対応はできませんが、電話以外は24時間受信は可能です。是非ご利用ください。
0520953-1839
withsns.prism@gmail.com

,かなりアナログな対応ではありますが、可能な限り全力で対応させていただきます。

 

AIちゃんとTAMAちゃんー登龍亭獅篭展6

「獅篭録」では言葉とともに登場するキャラクターが何種類買います。
その中で耳がボルトの猫が2匹います。AIちゃんとTAMAちゃん。
この猫たちは登龍亭獅篭さんがかつて飼っていた猫たち。すでにあちらに行ってしまっているので永遠の命を持ったサイボーグとして獅篭さんが蘇らせたのです。

AIちゃんもTAMAちゃんも以前から獅篭展に登場していますからご存じの方もたくさんいらっしゃることと思いますが、今回はなんと立体になって皆さんの前にお出ましです。
写真の大きい方がAIちゃん小さい方がTAMAちゃんです。

立体作品は他にも柳家三亀司さんと旭堂鱗林さんがあります。

立体は全部3Dプリンターでの制作。半年でこの精度を身に着けたとのこと。
運がよければギャラリー内でプリンターが働いている場面に遭遇できるかもしれません。
なんだプリンターかと思った方、ちょっと思い違いかも。
まだまだそのデータを作るのにはなかなかの腕が必要です。パソコンに対する知識は当然のこと立体にするためには立体に対するデッサン力が必要です。

3Dプリンターの進歩は凄くてコンパクトになっていて値段もどんどんお安くなっている。そして操作も簡単になっているのだそうです。獅篭さんによると半年後には立体デッサン力も要らなくなりそうだとのこと。そうしたら獅篭的には楽しくないのですって。

深いねぇー登龍亭獅篭展6

登龍亭獅篭展は年1ペースなんですが、毎回何か違った切り口を見せてくれます。

今年は「獅篭展6」なので「しかごろく」そもそも「しかご」と言う名前は一番初めの師匠立川談志氏が付けました。「4か5(しかご)」という語呂合わせなのです。じゃあ6回目だから「しかご6=しかごろく=獅篭録」その心は獅篭的人生訓(?)

獅篭的だけあって深いんだか底が無いんだかわからない言葉に獅篭漫画。
じっくり読んでいるとなんだか途轍もなく深い意味があるような気になってくるんです。思わず「深いなぁ」なんて言うと獅篭さんの弟子の篭人さんが「だまされていますよ」なんて茶々を入れてくる。まさに熊さん八っつぁんの世界がプリズムの中で繰り広げられるのです。

まあまあ見ていただかないと話は始まりません。

じっくり見ていると、そこの描かれている絵もまたいい味出しているんです。
小難しい理屈は要りません。楽しかったと思っていただけたらそれが一番。

落語会のお知らせー登龍亭獅篭展6

「登龍亭獅篭落語会」が本日6月13日初日です。(午後6時から)

獅篭さんの本職は落語家なのはみなさんご存じかとは思います。
絵の個展とは言えやっぱり落語あっての獅篭さん。ここは落語会が外せません。
特に今回の作品は「落語」の精神あっての世界観。獅篭落語を知らずに作品を観ることなかれなんです。

6月13,14,15,20,21日午後6時から「登龍亭獅篭落語会」を開催します。
いまのところいずれもお席に余裕がありますが、満席になりますとお断りしなければなりません。是非ご予約の上お出かけください。
(052-953-1839)

落語会開催日は展覧会が午後5時までとなりますことをご承知おきください。

 

 

あのこはだーれ?ー最終日

「あのこはだーれ?」本日(6月8日)最終日です。
笑顔だけではない子どもの可愛さを改めて気が付かせてくれた展覧会でした。
もっともっと子どもの魅力を見せてほしいですね。

次回は6月12日-22日*火曜休廊、「登龍亭獅篭展6」です。
今年は何を見せてくださるのかプリズムも楽しみです。
13・14・15・20・21日午後6時から落語会です。
(木戸銭2000円・通し券5000円)
是非お出かけください。

ヤモリがいたよーあのこはだーれ?

hirokoさんの絵では子供たちが正面を向いて満面の笑顔ということがほとんどありません。

何かに夢中になっている子どもは大人に向かって笑顔なんて見せはしない。
この子は庭で見つけたヤモリをずっと目で追っている。目を離したらどこかに行ってしまいそうだから。こんなお友達なかなか来てくれないのだから、見逃さないように一心に見るしかない。見ていたい。この子の頭の中はただ今フル回転。そうやって子どもの心と頭は成長していく。

こんな姿を見た大人はやっぱりこの子から目が離せない、ですね。

満面の笑顔は大人を幸せにしてくれるけれど、こんな子どもの姿でも大人は幸せになれる。そんなことで幸せになれる大人でいたいね。