小さな絵の展覧会2021

恒例の「小さな絵の展覧会」が今年も始まりました。
今年は78名498点の作品でスタートいたしました。
ギャラリーの壁はぎっしりの作品で埋まっています。展示直後は本当に圧巻でした。

これまでずっと作品価格の上限を10000円にさせていただいておりました。しかし、近年の木材高騰に伴い額の値段も高騰しています。ここ数年毎年15-20%ずつ上がっているのが現状です。これからもまだまだ上がることが予想されます。作家の皆さんから悲鳴が上がっていたことを受けて、今年から上限を15000円にさせていただくことにしました。お客様には申し訳なく思いますがどうかご理解をお願いいたします。

COVID-19もまだまだ終息とはいかない状況です。
今年は「小さな絵の展覧会」の会期を1か月半と少々長くしました。
感染の状況を踏まえてお出かけいただければ幸いです。
近年の夏の暑さは本当に異常と思われるほどです。暑さ対策と感染対策とでこの展覧会に限り月火曜日を休廊とさせていただくとともに日曜日は午後5時までの営業とさせていただきます。ただし夏季休廊はいただかないことにいたしました。(8月22日が最終日です)

作品はいつものように即売です。お気に入りの作家さんの作品を確実に観るのは会期の初めをお勧めいたします。
また、感染対策としてお出かけを控えていらっしゃる方のためにメールや電話での対応も致しますので遠慮なくお声をかけてください。
withsns.prism@gmail.com         052-953-1839(営業時間のみ)

作家在廊予定
7/10(土)  16:00-     山口まち子
11(日)  13:00-17:00  はまだのりこ
14(水)  12:00-18:00  中岡友子
15(木)  13:00-15:00  飯沼由美
15:00-     斉藤誠
16(金)  16:00-     村上和彦 板倉鉱司
17(土)  13:00-15:00  よしだ律
15:00-     水野清波
18(日)  12:00-17:00  中岡友子
21(水)  15:00-                 音部訓子
22(木)  13:00-16:00  おおざる工房
16:00-     水野加奈子
23(金)  14:00-16:00  森川美紀
24(土)  15:00-     山内寿美
25(日)  13:00-15:00  久野晴美
15:00-17:00  佐藤千恵
28(水)  14:00-16:00  百瀬博
29(木)  12:00-16:30  建部弥希
30(金)  13:30-16:00  サノエミコ
15:00-     古河原二葉
31(土)  13:00-16:00  岡田まゆみ
8/ 1(日)  14:00-17:00   稲垣恭子
4(水)  14:00-16:00  森川美紀
5(木)  13:30-16:00  hiroko
16:00-18:00  Mitsu.
6(金)  12:00-15:00  古河原二葉
15:00-     服部純栄
7(土)  13:00-16:00   馬場陽子
8(日)  14:00-17:00   足立ゆうじ
11(水)  14:00-16:00   Erick
12(木)  13:00-     古河原二葉
13(金)  15:00-     中村友美
18(水)  14:00-16:00  Erick
19(木)  12:00-16:00  むらかみしの
20(金)  14:00-16:00  溝渕美穂
21(土)  13:00-15:00  鳥居真実
*変更追加は随時お知らせいたします

蛙はカエル。ー新作、アンコールでかえる展

またまたプリズムにピンチがやってきました。

昨年の春以来COVID-19による思わぬピンチには慣れっこになってきつつありますが、やっぱりピンチは苦しい。

裏事情を暴露するのはどうかと思われますが・・・。
7月初旬に個展を予定していた作家さんにピンチがやってきました。先月の緊急事態宣言であおりを受けたのでした。事情を聞けば「延期しましょう」と言わざるを得ない状況。「延期」を宣言したはいいけど、そこの穴はどうする。眠れぬ夜の中で考え付いたのはこの季節にぴったりの「蛙展」それも旧作を作家さんに出品していただいて急場をしのぐこと。

過去に蛙を描いたと思しき数名に連絡すると、14人の作家さんからOKの返事がありました。「時間はないけど新作描くよ」とまで言ってくださった方も何人もいました。みなさんのご厚意に涙が出る思いでした。

今までの30年間だってそういう作家さんの思いやりとお客様にずっとずっと助けていただいてきたのですが、今回もやっぱりそうでした。なんて幸せなギャラリーなんでしょうか。昨年の春にプリズムはアートのユニオンだというメッセージを出しました。その言葉がそっくり自分に返ってくるなんてまさに「カエル」です。

「蛙」は無事帰るという縁起物でもあります。
どの作品も縁起の良さそうな顔の蛙ばかりです。
こんな厳しい日常が良き日に帰るように見守ってくれる「蛙」たちを観に来てください。

今回もメールや電話での対応もいたします。
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ながおたくま絵本出版記念展ーパパパパパパーン

ながおたくまさん2冊目の絵本「パパパパパパーン」が6月20日父の日に出版されます。この個展はそれに先行しています。本も先行販売です。

「パパパパパパーン」
パパが主人公です。ながおさん自身もパパです。
絵本ってママと子供が主人公なのが多いのだけど、パパが主人公はなぜ無いんだろう。そう思ったことからできました。どんなパパなんだろう。是非ギャラリーに足を運んでみてください。

ながおさんは毎日在廊します。
12時から18時30分まではいらっしゃいますが、12日(金)は12時には間に合わないかもしれません。また、16日と17日は15時までしか在廊できません。
お会いになりたい方はスケジュール調整をしてみてください。

そして、今回は、絵本展ですからお子さんにも来ていただきたいと思っています。ただ、コロナ禍ですから入場制限をしています。ファミリーの方々や3人以上でご来場の皆さんにはお待ちいただく時間が少しでも短くなるように予約をいただけると嬉しいです。特に土日曜日はお願いいたします。

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052-953-1839(営業時間内のみ)

お子様とお出での方へ
明日から少しずつギャラリーからのお願いをブログの中に書きます。読んでいただけるとより楽しい展覧会になると思います。是非お読みください。

Fashion Crossroad 2021 春夏

毎年恒例のFashion Crossroadです。
私たちの生活ではトータルで同じデザイナーのもので衣生活を纏めることはほぼないことです。アウターは○○でボトムスは××で靴は△△で・・・という具合ではないでしょうか。うまくいった日は楽しいし、そうでない日はちょっとブルーのなる。ファッションは楽しいし、辛い。人間だからなんだとも思う。
自分らしく装うことがその日を左右するのファッションを考える展覧会がFashonCrossroad。

昨年はCOVID-19の休業要請でこの展覧会は中止にしました。今年も緊急事態宣言が12日には出ることになりましたが、休業要請は今のところなさそうです。
とはいえいつ休業を余儀なくされるかもしれません。
プリズムはあの時期ネットギャラリーとして営業しました。そのシステムを今回も導入します。Facebookページの開設をします。開設したらすぐにお知らせします。またFacebookをしていなくてホームページでも作品紹介をしていきますのでこちらもご活用ください。
そのうえで、メール・電話での対応を致します。休業要請が無くても今はお家でという方も是非こちらをご利用ください。

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登龍亭獅篭展2ー初日

「登龍亭獅篭展2」絵の描ける落語家登龍亭獅篭さんの個展です。

昨年6月にこの展覧会を予定していましたが、COVID-19の蔓延で延期にしました。実に10ヶ月の延期です。それなのに、ここ数日第4波とかまびすしく・・・しかしあの時とは違っています。あの時もギャラリーに営業自粛は言われていませんでしたが、獅篭さんのホームグラウンドである大須演芸場が閉鎖していたことを受けての延期でしたが、今回は演芸場も通常なので前に進むことにしたのです。

だからといって、感染しないという保証もなく・・・。
ただできるだけの態勢で臨むことしかできません。
こんな状況をご理解の上お出かけください。

落語家らしく世相を反映した作品の数々をお楽しみいただけたら幸いです。

また、毎日午後6時から開催される落語会(定休日20日最終日25日はありません)も定員10名(要予約・有料)です。お問い合わせの上お出かけください。
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猫展25ー冬のネコ、あったかいネコ、まーるいネコ

毎年恒例の「猫展」を今年も開催いたします。
今年はCOVID-19感染拡大を受けましていつもとはちょっと違ったルールで開催いたします。ご協力いただければ幸いです。
スペースプリズム「猫展25」
2021年1月23日(土)〜2月22日(月)
※火曜休廊
正午〜午後7時
(日曜日は午後5時まで)
愛知県にも緊急事態宣言が発出されました。
ギャラリーは営業制限のない業種なので通常営業です。
ご来場のお客様には消毒とマスクの着用をお願いしています。
また「密」にならないようにギャラリー内は5人以下に昨年3月から制限させていただいています。寒い季節となりましたので長時間お待ちいただくような状況の時には予約整理券を発行しております。整理券で入場の場合鑑賞時間20分は確保します。是非ご利用ください。
プリズムの最寄り駅は地下鉄桜通線「久屋大通」です。
公共交通機関ご利用に不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。
専用アドレスからのお問い合わせもご利用いただけます。ただし専用アドレスのご利用は初日1月23日(土)午後1時からとさせていただきます。それ以前にメールをいただいても無効です。
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ギャラリーに営業自粛がでないかぎり、作品販売の優先順位は以下の通りです。
①ギャラリーに直接いらっしゃる
②専用アドレスにメール
③電話(052-953-1839)
作家在廊予定
1/25(月)  16:00-17:00   いだゆみ
   28(木)  13:00-15:00   久野晴美
   29(金)  13:00-16:00   石本真裕子
       16:00-19:00   服部純栄
   30(土)  14:00-19:00   はまだのりこ
   31(日)  13:00-15:00   渡辺沙恵子
2/ 3(水)   14:00-16:00   Erick
    5(金)   14:00-16:00   名和香代子
    6(土)   13:00-15:00    岡田まゆみ
   10(水)  14:00-16:00   Erick
   14(日)  14:00-17:00   中村友美
 17(水)  14:00-16:00   Erick
 21(日)  13:00-16:00   サノエミコ
*変更・追加は随時お知らせいたします。

平塚啓個展PaperArtーめぐるいのち

あけましておめでとうございます。
2021年プリズムのスタートは「平塚啓個展」です。

紙をカッターナイフで切り出し着彩する。
制作過程はそれだけなのですが、その超絶技巧っぷりが半端じゃない。
こんなことできるの?と誰もが驚嘆します。

今までどれだけの人を驚かせてきたことか。
今回は個展ということでただ驚きの技術ではなくその向こうにある平塚啓が人々に伝えたい思いを見てほしいと思います。

平塚さんのお父様はすでにこの世にありません。
そして、彼には3人の息子さんがいらしゃいます。
確実に命のリレーがありました。

この地球の上には無数の命のリレーがあり、それは思えばとても愛しいことです。そんな壮大なことを、その壮大さを思えば小さなプリズムの空間で表現しています。

今人類にとって一大危機ともいえる事態の中でもう一度平塚作品をきっかけに考えていけたらいいなと思います。

 

残念なことに、愛知県も緊急事態宣言がいつ出てもおかしくない状態です。
せっかくの展覧会ですが積極的にみなさんに見ていただきたいと言えません。
ホームページ・SNSなどでできるだけ丁寧にお伝えしますが、専用アドレスからのお問い合わせにも対応いたしますので是非ご利用ください。

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営業自粛にはなっていませんので、作品の販売につきましてはギャラリーにてのお求めを最優先に、次いで専用アドレスからの予約とさせていただきます。

 

ギャラリー内には5人以上の在廊はしないよう入場制限はさせていただきますが、現時点では予約は要りません。少しお待ちいただくことがあるかもしれませんがご理解ください。待機は屋外ですから暖かくしてお出でください。在廊時間は20分を目安にしていますが、お待ちになる方がいらっしゃる場合は少し短い時間でお願いいたします。

 

たくさんのお願いをしなければならないことを申し訳なく思いますが、COVID-19早期収束のためにご理解をおねがいいたします。

 

Ⅹ’MAS ARTIST SHOP 2020 

プリズム開廊以来ずっと恒例となっている「Ⅹ’MAS ARTIST SHOP」を今年も開催いたします。今年は40人の作家の素敵な作品が会場いっぱいに並んでいます。

COVID-19という未曾有の出来事の中2020年の最後の展覧会です。今年1年プリズムと共にこの出来事を乗り越えてくださった仲間たちでもあります。この展覧会を迎えられることに特別の感慨があります。

とはいえ第3波の拡大で日々状況が変わります。
初日現在名古屋では自粛生活を言われてはいませんのでギャラリーにお出でいただけますが、自粛を言われればその日からネ

ットのみの営業に切り替えます。また自主的に自粛をなさっているみなさんにはネットからも見ていただけるように工夫しました。お買い物については専用アドレスからあるいは電話からも可能です。

専用アドレス  withsns.prism@gmail.com
電話番号    052-953-1839

先日の実験的な展覧会で少し問題が起こりましたので販売に関しての優先順位をつけさせていただきました。
①ギャラリーにお出でいただく。(自粛要請がない場合)
②専用アドレス
③電話
④作家に直接連絡

営業自粛要請がない場合には作家在廊は以下のようになりますが、変更の可能性もありますのでご了承ください。

作家在廊日
12/ 4(金) 13:00-16:00   建部弥希
5(土) 13:00-16:00   HUMMING BIRD DESIG
6(日) 13:00-17:00   はまだのりこ
7(月) 12:00-14:00   音部訓子
14:00-17:00   水野清波
11(金) 13:30-16:00   山口まち子
16:00-19:00   服部純栄
13(日) 15:00-17:00   中村友美
17(木) 13:00-15:00   ながおたくま
19(土) 14:00-18:00   山内寿美
20(日) 12:00-17:00   馬場陽子・登龍亭獅篭
21(月) 13:00-15:00   石本真裕子
13:30-15:30   高北幸矢
25(金) 14:00-17:00   hiroko

御囲章木版画展ーいつもどおり

一版多色刷り「彫り進め」という技法で木版画を制作する御囲章さんの個展です。

完成形を念頭に置いて計画的に制作をすることが特徴のこの技法は多くの作家さんたちが時々にアイデアを変更するのと違って修正が効かないという制約が作家仲間からも驚異と言われます。

その上写真からもわかる様に、絵そのものがかなり緻密という彼の独自性が超絶技巧と驚かれます。

この技法そのものが彼の作品の精神性の要とも言えるのではないでしょうか。

「いつもどおり」というサブタイトルは時代を表しているのか。
少しずつ毎日の News(ブログ)で書き留めていきたいと思っています。

会期中ほぼ毎日御囲さんは在廊します。

 

 

Win the Virus with SNS  コロナ禍、こういうときこそ絵のある暮らし。

今、世界はコロナという新しい感染症に翻弄されています。
歴史的に見れば、ペストやスペイン風邪などいくつもの感染症によってその都度たくさんの犠牲を払ってきました。

4月5月の自粛生活は本当に苦しいものでした。
いくつかの補助が出たとはいえ、それでは解決のつかないことばかりでした。

11月に入り、秋が深まるにつれまたもや感染者数が増えているという報道に暗澹たる思いです。だからと言ってこのまま手をこまねいているわけにはいきません。

4月の終わりに営業自粛を言われたときプリズムは万事休すと思っていたのですが、ファッションデザイナーの安達真由子さんが「私、ブラウスやスカート作ってる場合じゃないと思ったんです。みんながマスクがなくて困っているのだからマスク作らなくちゃって思ったんです。こんな時だからうんと心が明るくなるマスク作ります。だからプリズムはこれを発信してください。」と駆け込んできました。

あの時、実店舗営業はしませんでしたが、ギャラリー空間はちゃんと作ってネットで発信して営業を続けました。作家の皆さんにも声をかけて、30人ほどが賛同してくださいました。たくさんのお客様も応援してくださったおかげで1ヶ月半をなんとか乗り切ることができました。

多くの作家さんがあの状況の中だからこそ思いを形にして発信したいと思い、またあの状況だからこそその思いを受け取りたいというたくさんの人々がいた。それを忘れるわけにはいきません。

これから寒い冬を迎えるにあたって、また自粛ということにもなりかねません。
プリズムはその季節「クリスマス展」「猫展」が控えています。中止にしたくはありません。

4月5月は準備もない状態でしたが、2回目3回目はそういうわけにはいきません。無い知恵を絞ってシステムを作ってみました。
この展覧会はそんな時のための予行演習的な展覧会です。

ネットと SNSをどれだけ活用できるか?
Facebookを普段よく活用している作家さん20人に出品をお願いしました。
もちろん、TwitterやInstagramからも発信していきます。
これをご覧のみなさんもこの展覧会にご賛同いただけるのなら是非シェアやリツイートをお願いいたします。

Facebookをなさらないお客様のためにホームページからもほぼ同じ情報をお伝えします。また専用アドレスを作って販売もいたします。

withsns.prism@gmail.com

もご活用ください。

実験ですから、「これはダメ」ということがあれば会期中でも変更があるかもしれません。ご承知いただけると幸いです。

この予行演習は本番が無い方がいい。本番が無いことを祈りつつスタートします。